
阿寒湖の定期遊覧船は、チュウルイ島でのマリモ見学を含めて一周約85分。途中で島に上陸し、展示観察センターで天然マリモを見学するコースです。
道東4日間の旅の最終日、私も乗船しました。ある程度ゆったり時間を取る必要はありますが、これは乗っておいて損はない。とりわけ、大きなマリモには驚かされました。
約85分。次の目的地へ急ぐか、島へ渡ってマリモを見るか。
旅程に組み込めるか判断しやすいよう、見学にかかる時間、島で見たもの、料金や乗り場を、現地の感想と合わせてお伝えします。
阿寒湖遊覧船の所要時間は約85分、マリモ見学も含む

定期遊覧船の一周コースは、マリモ観覧を含めて約85分です。
私の実感も、短い空き時間で立ち寄るというより、まとまった観光時間を取って乗る船。「一時間と少しかかる」という体感でしたが、旅程を組むなら、基準にするのは公式案内の約85分でしょう。
便を選ぶときは、阿寒観光汽船の遊覧船案内で所要時間と運航時刻を確認できます。
チュウルイ島でのマリモ観覧は約15分
約85分の中には、チュウルイ島へ上陸し、マリモ展示観察センターを見学する時間も含まれます。
公式案内のマリモ観覧時間は約15分。船で湖を巡り、途中で島へ降りて見学する流れです。
船だけで85分、その後にマリモ見学を追加するコースではありません。ここを押さえると、阿寒湖で使う時間を考えやすくなるでしょう。
乗船前後の時間も含めて旅程を考える

約85分は、遊覧コースそのものの所要時間です。桟橋への移動や乗船前後の時間は、別に考えておきたいところ。
次の予定まで85分空いているから、そのまま収まるとは限りません。乗る便を決めるときは、下船後にどこへ向かうかも合わせて見ておくと安心です。
今回、私が感じたのも、ゆったり時間を取らないと見学しにくいということでした。道東の旅では立ち寄り先を増やしたくなりますが、阿寒湖では、まず船に使う時間を確保する。この順番がよさそうです。
チュウルイ島で見た天然マリモ、その大きさに驚いた

私はチュウルイ島へ上陸し、マリモ展示観察センターで天然マリモを見学しました。
驚いたのは、その大きさ。大きなものは、本当にバレーボールぐらいに見えたのです。
「マリモを見てきた」と言うだけでは、あの大きさまでは伝わらない。遊覧船に乗って何が印象に残ったかと聞かれたら、私はまず、このマリモを挙げます。
湖底を再現した水槽で、天然マリモを間近に見る
センターでは、阿寒湖の湖底を再現した大水槽で天然マリモを観察できます。船上から湖底の群生地を直接眺めるのではなく、島の施設へ入って見学する形です。
阿寒観光汽船の施設案内にも、この大水槽と天然マリモが紹介されています。釧路市の施設案内では、島の場所と、遊覧船で訪問できることも確認できます。
船で島へ渡り、そこで実物を見る。私には、マリモ見学が付いていることが、この遊覧船を勧めたい理由の一つになりました。
大きなマリモは、バレーボールほどに見えた
見学を振り返って、一番の感想はこれでした。
大きいのは本当にバレーボールぐらいあった。
実測した直径ではなく、目の前で見た大きさの印象です。それでも、比較にバレーボールが出てくるほど大きかった。
マリモを見に来たのに、頭に浮かんだのは球技のボール。何とも面白いものです。
毬藻見て 頭の中は 体育館
一方で、小さなマリモが波にもまれ、丸まっていく様子も見ました。丸まっていく小さなマリモと、バレーボールほどに見えた大きなマリモ。その差が、強く残っています。
阿寒湖の遊覧船を選ぶなら、湖上を巡る時間に加えて、この実物を見る時間も楽しみにしてよいと思います。
阿寒湖遊覧船の料金・予約・乗り場を確認する

普通料金には、マリモ展示観察センターの入館料も含まれます。個人客は予約不要ですが、運航時刻は利用する季節と桟橋の確認が必要です。
料金と時間をまとめて見るなら、次の表が目安になります。2026年10月24日に確認した、阿寒観光汽船の公式案内に基づく情報です。
| 項目 | 公式案内の内容 |
|---|---|
| コース | 遊覧船一周コース・航路約18km |
| 所要時間 | マリモ観覧を含めて約85分 |
| マリモ観覧時間 | 約15分 |
| 大人普通料金 | 2,700円 |
| 子供普通料金 | 1,390円 |
| 展示施設の入館料 | 遊覧船の料金に含まれる |
| 個人客の予約 | 不要 |
| 時刻表の起点・終点 | まりもの里桟橋 |
旅行日が決まったら、公式の遊覧船案内で料金・運航時刻を確認してください。
私はツアーの行程で乗りました。上の表はツアー代金の内訳ではなく、個人で利用するときの普通料金と利用条件です。
普通運賃にはマリモ展示観察センターの入館料も含まれる

大人普通料金2,700円の内訳は、旅客運賃2,280円と、マリモ展示観察センターの入館料420円です。
船に乗る料金と、島でマリモを見る料金を合わせた金額。追加の入館料を別に用意するという案内ではありません。
私は、その見学先でバレーボールほどのマリモに驚きました。料金を考えるときも、船だけではなく、上陸して実物を見る体験まで含めて比べたいところです。
個人予約は不要、時刻は乗る日と桟橋で確認
個人客は予約不要と案内されています。ただし、運航時刻は季節によって変わるため、旅行する日の便を選ぶ必要があります。
時刻表を見るときに、もう一つ確認したいのが桟橋。掲載時刻の起点・終点は「まりもの里桟橋」です。
「幸運の森桟橋」は、掲載時刻より5分遅く出発し、5分早く到着するという案内。乗り場まで分かれば、宿泊先や次の目的地とつなげて予定を立てられます。
一周約85分。短時間の立ち寄りとはいきませんが、その途中には、島で天然マリモを見る時間がある。私は、そこまで含めて乗ってよかったと感じています。
よくある質問
マリモを見学する島の名前は何ですか?
チュウルイ島です。島にある「マリモ展示観察センター」で見学できます。釧路市の施設案内でも、この名称で紹介されています。
マリモ展示観察センターには、遊覧船以外でも行けますか?
阿寒観光汽船は、遊覧船のほか、高速船などでも見学できると案内しています。利用方法の確認先は、施設案内に掲載された問い合わせ先です。
幸運の森桟橋から乗る場合も、時刻は同じですか?
公式時刻表の基準となる、まりもの里桟橋とは異なります。幸運の森桟橋は、掲載時刻より5分遅発・5分早着という案内です。
阿寒湖の遊覧船は冬も運航していますか?
冬季は運休します。運航期間の目安は4月15日から11月30日までで、4月15日〜30日は不定期運航です。
春の乗船を予定する場合は、公式の遊覧船案内で運航情報を確認し、4月後半の出航時刻は阿寒観光汽船へ問い合わせてください。
今回参加したクラブツーリズムのツアー名は何ですか?
「個人では行きにくい 世界遺産 知床・釧路湿原・野付半島・最東端 納沙布岬 北海道 秘境・絶景17景4日間」です。コース番号は30612。私はこのツアーの最終日に、阿寒湖遊覧船に乗り、チュウルイ島で天然マリモを見学しました。
筆者紹介|なおじ

私は、公立小・中学校での教師経験約35年、校長経験11年。指導主事として教育現場にも関わってきました。
今回の道東4日間の旅では、阿寒湖遊覧船に乗り、チュウルイ島で天然マリモを見学。
バレーボールほどに見えた大きさへの驚きと、時間を取って乗る価値があるという実感をもとに執筆しています。
料金・所要時間などは運航会社の案内に基づいて紹介。
現在は8つのブログで、ドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学び・書評を横断し、現地で見たことや、確認できる資料を足場に、自分の言葉で伝えています。